(台南中央社)台湾のクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)が23日、南部・台南市で始まった。市内の複数地点ではカラフルな猫の形をしたイメージキャラクター「巷仔Niau」のオブジェが展示され、訪れる人の目を楽しませている。
巷仔Niauは、大航海時代の商船に欠かすことのできなかったネズミ退治用の尻尾が曲がった船乗り猫をイメージした。市内の商店22店舗に小型オブジェ、台南孔子廟など8カ所に巨大オブジェが設置された他、1カ所にシークレット版オブジェが置かれている。手書きの映画看板で知られる映画館「全美戯院」でもイラストが飾られた。
イベントでは孔子廟や台湾最古の城とされる安平古堡(ゼーランディア城)で初めて夜間公開を行う他、史跡の赤崁楼で壁などに映像を投影するプロジェクションマッピングを行う。またパレードや物販、音楽パフォーマンス、没入型体験展示などが楽しめる。
9月1日まで。