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ラジウム含む台湾の「北投石」、東京で展示 謝駐日代表、訪台促進に期待

2024/03/19 13:32
「台日北投石養生・文化・科技」展のオープニングセレモニーであいさつをする謝長廷駐日代表
「台日北投石養生・文化・科技」展のオープニングセレモニーであいさつをする謝長廷駐日代表

(東京中央社)台北市北投と秋田県玉川温泉で採掘された微量のラジウムを含む「北投石」の展示会が18日、東京・虎ノ門の台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで始まった。この日のオープニングセレモニーで謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)は、展示を通じてより多くの人が北投温泉を訪れることに期待を寄せた。

北投石は日本統治時代の1906(明治39)年に地質学者の岡本要八郎が北投で発見した。世界でも北投と玉川温泉の2カ所でしか産出されず、これが縁で2011年には双方が姉妹温泉提携を結んでいる。展示会は財団法人中華観光事業発展基金会が主催した。22日まで開かれる。

同基金会の劉政池会長は、北投石の効能に関する研究を深め、活用できれば、より多くの人に幸福をもたらすだろうと述べた。

玉川温泉で宿泊施設を運営する玉川温泉(秋田県仙北市)の畠山米一代表取締役は、仙北市長と共に毎年秋に北投で行われるイベントに参加しているとし、今後も引き続き台湾と交流し、友好関係を深めたいと語った。

(戴雅真、楊明珠/編集:齊藤啓介)

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セレモニーで記念品を交換する中華観光事業発展基金会の劉政池会長(左)と玉川温泉の畠山米一代表取締役
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