(東京中央社)紀伊国屋書店の一部店舗で、台湾関連書籍を集めたブックフェア「おすすめ台湾本」が開催されている。6日には東京で記念イベントが開かれ、台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)は、文化交流を通じて台日関係が深まることを信じていると語った。
同書店では2022年にも全国6店舗で同代表処台湾文化センターや日本台湾教育支援研究者ネットワーク(SNET台湾)などと協力してブックフェアを実施。今年は実施店舗を30カ所以上に拡大した。
台湾文化センターによると、お薦めの台湾関連書籍50冊を紹介し、書店スタッフや出版関係者らのコメントを集めた小冊子を同書店の全店舗で無料配布するという。
台日交流に取り組む自民党青年局長代理の藤原崇衆院議員は、日本と台湾の絆をさらに深める機会になればと期待を寄せた。また日本で活躍する台湾人漫画家兼イラストレーターで、漫画「緑の歌―収集群風」が小冊子で取り上げられた高妍さんは、さらに多くの面白い台湾の漫画や小説、映画、音楽などの作品を世界の人々に見てもらいたいと語った。