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台北・上海両市、動物園交流とスマート医療で協力覚書 ペンギンとレッサーパンダ交換へ

2024/12/18 16:47
台北市立動物園で飼育されているケープペンギン(同園提供)
台北市立動物園で飼育されているケープペンギン(同園提供)

(台北中央社)台北市と中国・上海市が交流する「台北上海都市フォーラム」(台北上海双城論壇)が17日、台北市内のホテルで行われ、動物園交流とスマート医療に関する協力覚書(MOU)がそれぞれ両市間で交わされた。動物園交流では、台北市立動物園のケープペンギンと上海動物園のレッサーパンダが交換される予定。

MOU署名式には台北市の蒋万安(しょうばんあん)市長と林奕華(りんえきか)副市長、上海市の華源副市長が立ち会った。

台北市立動物園によれば、動物園交流のMOUには動物交換の他に、専門性の発展や職員交流について盛り込まれた。野生動物保護に関する共同研究や飼育技術の指導、繁殖・医療技術に関する連携などを行い、上海動物園との長期的な協力関係を目指すという。

またスマート医療分野に関して台北市政府衛生局は、双方がスマート医療の発展に関する経験を共有し、両市の医療DX(デジタルトランスフォーメーション)やスマートホスピタル、遠隔医療などの分野で協力や交流を促進すると説明している。

(陳昱婷/編集:田中宏樹)

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