国立故宮博物院は2025年で開館100周年を迎える。これを記念しようと、同院は100周年記念グッズの開発に取り組んでいる。だが、一部の立法委員(国会議員)から「ぱっとなしない」と低評価を受けたことから、同院の蕭宗煌院長は24日、「今後に乞うご期待」と自信をにじませた。同日のメディア懇談会で述べた。
蕭氏は立法院(国会)が今月18日に行った同博物院の予算についての質疑応答で、開館100年に関する同院の記念品企画について説明した。記念酒や記念硬貨の販売はすでに確定したと述べたところ、一部の立法委員は「創意工夫が足りない」と指摘した。
蕭氏はメディア懇談会で、「最高のオリジナルグッズはまだお披露目されていない」として期待を膨らませた。
故宮の黄永泰副院長も、同博物院の販売許可を得たり他業種とのコラボによって開発されたりする100周年のオリジナルグッズは今年11月末の時点ですでに計200点を超えていると紹介。酒類に加え、コスメ、即席麺、同院の所蔵品がデザインされたキャンディーなどが含まれるとアピールした。