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中央社創立100周年 インドネシア語版サイト公開/台湾

2024/07/01 18:14
中央社、インドネシア語版サイト「Fokus Taiwan」開設
中央社、インドネシア語版サイト「Fokus Taiwan」開設

中央通訊社は1日、創立100周年と財団法人化28周年を記念し、インドネシア語版ニュースサイト「Fokus Taiwan」を正式に公開した。人工知能(AI)技術を用い、編集翻訳の効率を高め、正確で価値のあるニュースを台湾在住のインドネシア人に届ける。

Fokus Taiwanでは、大規模言語モデル(LLM)技術を活用し、中央社の英語ニュースをインドネシア語に翻訳。インドネシア語を母語とする編集スタッフが原稿を確認する。AIの効率性と編集の専門能力を合わせ、政治、経済、社会、テクノロジー、文化などさまざまな分野の重要ニュースをインドネシア人読者に提供するとともに、台湾で働くインドネシア出身の移民労働者や移民が関心を寄せるテーマに焦点を当てた報道を行う。

中央社の曽嬿卿社長は、在台インドネシア人労働者や配偶者が約29万人に上ることに触れ、これらのインドネシア出身者に台湾社会の重要な情報をより容易でスピーディーに知ってもらうためには、彼らになじみのある言語でニュースを報じる必要があると説明。在台インドネシア人がこの土地との結びつきを築き、台湾社会に溶け込みやすくしたいと述べた。その上で「インドネシア語サイトはわれわれの創立100周年の新しい試みだ。台湾とインドネシアの相互理解を促進し、互いの友情を増進できるよう期待している」とコメントした。

中央社は英語版「FocusTaiwan」と日本語版「フォーカス台湾」も運営している。

▽ 記念パーティーに蕭副総統出席

蕭美琴(しょうびきん)副総統は1日、台北市内のホテルで開かれた中央社創立100周年記念パーティーに出席した。蕭氏は、現在はより多くの人が台湾について知り、友達になりたいと願っているとし、台湾が世界に出ていき、世界が台湾に入ってくる架け橋としての役割を中央社が果たしていることに感謝した。

(葉素萍、頼于榛、楊堯茹/編集:名切千絵)

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