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台湾、香港・マカオ人の訪台申請受け付け再開へ 20日から

2023/02/14 18:25:41
台湾、香港・マカオ人の訪台申請受け付け再開へ 20日から(資料写真)
台湾、香港・マカオ人の訪台申請受け付け再開へ 20日から(資料写真)

(台北中央社)台湾で対中政策を担う大陸委員会の梁文傑(りょうぶんけつ)副主任委員は14日、台湾で新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたとして、20日午前9時から、香港・マカオ人の訪台申請受け付けを再開すると発表した。両地域から台湾への個人旅行が再開されることになる。

台湾は昨年秋以降、新型コロナに関する水際対策を段階的に緩和していたが、香港・マカオ・中国人は特別な理由を除き、入境の制限が続けられていた。

梁氏は、20日から香港・マカオ人に対する制限を撤廃するとし、その理由について、新型コロナ対策や関連のデータは比較的透明性が保たれているからだと説明。制限が継続される中国人については不確定な部分が多いとして、今後は中央感染症指揮センターの判断に従って対応すると語った。

これを受け交通部(交通省)観光局は、海外からの訪台旅行者数の増加が見込まれるとして制限撤廃を歓迎。今月5日から北部・台北市で開催中の台湾ランタンフェスティバルに合わせ、すでに香港の企業やメディア関係者18人を招待した他、今後さまざまな補助やサービスなどを提供するとし、香港・マカオからの旅行者増に期待を寄せた。

台湾の旅行会社、創新旅行社の李奇巌董事長(会長)は、香港・マカオ人の個人旅行の解禁で都市部への旅行者数が増えるだろうと語り、仮に中国からの観光客受け入れが解禁されれば、今年の年間入境者数600万人の目標が達成できるとの見方を示した。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)

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