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台北などで救急搬送前の心停止相次ぐ 気温低下が関連か/台湾

2024/12/29 17:11
ダウンジャケットなどの防寒着を着て寒さをしのぐ人たち=2024年12月28日、中央社記者翁睿坤撮影
ダウンジャケットなどの防寒着を着て寒さをしのぐ人たち=2024年12月28日、中央社記者翁睿坤撮影

(台北中央社)台湾では26日に北東の季節風が強くなり、さらに27日には大陸からの強い寒気団が南下するなどして気温が低下した。台北市政府消防局は28日、25日から28日正午までの期間に医療機関到着前に内科的要因で心肺停止となった患者が29人だったと発表し、これらが気候の影響を受けたものだとは断定できないとしながらも、寒さ対策などを呼びかけた。

また内政部(内務省)消防署(消防庁)の統計によれば、26日から27日までに台湾全土で医療機関到着前に心肺停止となった患者は83人だった。

中央気象署(気象庁)によれば、29日の朝が今回の寒気団で最も寒いタイミングで、放射冷却現象の影響も加わって冷え込んだが、日中は寒気団が徐々に弱まり、気温が回復した。

(劉建邦/編集:田中宏樹)

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