元日の1日、台北市の総統府で特別開放が行われ、頼清徳(らいせいとく)総統が訪れた市民一人一人に総統府オリジナルの正月飾り(春連)を手渡した。
頼氏はこの日、早朝に国旗掲揚式に参加し、同8時半からは新年談話を発表。その後、報道陣からの取材に応じてから正月飾りの配布に臨んだ。高齢の参観者には健康を気遣う言葉をかけ、子どもとはハイタッチをするなど、終始和やかな雰囲気だった。
蕭美琴(しょうびきん)副総統はお年玉袋(紅袋)を、潘孟安(はんもうあん)総統府秘書長はスナック菓子「乖乖」をそれぞれ配った。お年玉袋には頼氏と蕭氏が描いた犬と猫のイラストがデザインされている。
正月飾りとお年玉袋は今月24日まで、総統府の一般開放(平日の午前9~12時・最終入場は11時半)で配布される他、各地の行政院連合服務中心(サービスセンター)でも受け取れる。