(新竹中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は南部・高雄市の楠梓産業園区に設置した高雄工場の拡張計画を進めている。計画によれば、第4棟(P4)、第5棟(P5)の建設を来年開始する予定。27年の完成を見込んでいる。
高雄工場ではすでに第1棟(P1)の工事が完了し、第2棟(P2)、第3棟(P3)の建設工事が進められている。回路線幅2ナノ(ナノは10億分の1)メートル品またはさらに先進的な製造プロセスの半導体を生産する。
同社は26日、高雄工場拡張計画の環境アセスメント説明書公開会議を開き、荘子寿副総経理(副CEO)が出席した。荘氏は、高雄工場の計5棟で計8000人が勤務することになると説明。同社は、高雄工場は計画に基づいて進展しているとし、政府の手続きに従っているとした。