(台北中央社)台北市内の私立幼稚園で6人の女児にわいせつな行為をしたなどとして加重強制性交罪と加重強制わいせつ罪に問われた同園元職員の男に対し、台湾台北地方法院(地裁)は16日、懲役28年の判決を言い渡した。
男は2021年から23年にかけ、6人の女児に対して園の教室や送迎エリアで下半身を触ったりするなどのわいせつ行為を働いた。
男については、この他にも少なくとも20人の女児の保護者が被害を訴えており、捜査が進められている。
▽市が当時の教育局副局長に戒告処分
台北市政府は16日、事件発生当時の市教育局副局長を戒告の懲戒処分にしたと発表した。この他、同局や社会局の関係職員らにも戒告や、戒告より1段階重い「小過」の処分を下した。