(台北中央社)3日の地震でビルが大きく傾くなどの被害が出た東部・花蓮県花蓮市。市公所(役所)は7日、地震発生後、日本や米国の姉妹都市や友好都市からお見舞いのメッセージが相次いで届いたと明らかにした。魏嘉彦(ぎかげん)花蓮市長は、各都市の心遣いに「とても感動した」とし、「地理的距離は遠くても、人と人との間の友好的な交流とやり取りを感じた」として感謝の意を表した。
市によれば、姉妹都市の沖縄県与那国町や宮崎県高千穂町、米ニューメキシコ州アルバカーキ、ワシントン州ベルビュー、友好都市の岩手県盛岡市や北海道釧路市、鹿児島県伊佐市から相次いで連絡やお見舞いのメッセージが寄せられた。メッセージでは被害状況を心配していることや、早期復興への願い、支援の意向などが示されたという。
(編集:名切千絵)