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嘉義・義竹で農業や水産業などの普及イベント ワニの赤ちゃんが人気集める/台湾

2023/11/05 19:00
ワニの赤ちゃんを手にしている女性
ワニの赤ちゃんを手にしている女性

(嘉義中央社)南部・嘉義県義竹郷で5日、農業や水産業などの普及を目的としたイベントが開催され、出展した農会(農協)や地元業者などが産品のPRや食品の提供などを行った。中でもワニ養殖業者のブースには、ワニの赤ちゃんと記念撮影しようと多くの人が列に並んだ。

養殖業者の関係者によれば、この日展示されたのは生後2日のワニで、歯が生えているものの嚙まれても痛くないという。さらにワニは皮や肉、骨まで食用になる他、油も商品になると説明。以前は革製品にも加工して販売していたというが、職人が仕事を辞めてしまった現在は作っていないと語った。

同県農業処漁業科の張建成科長はワニの養殖は義竹郷の重要な産業だと指摘。同業者が養殖しているのは南米原産のメガネカイマンで、約2年半かけて12キロほどに育った頃が最も良い肉質になると説明した。

同郷公所(役場)が主催。イベントではこの他、地元団体によるパフォーマンスなども行われ、来場者数は3000人を超えた。

(蔡智明/編集:田中宏樹)

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