(台北中央社)台湾で新型コロナウイルスの水際対策が今月13日から緩和され、団体観光客の受け入れが再開されるのを前に、交通部(交通省)観光局は先月30日、旅行会社に求める関連の規定を発表した。海外旅行保険加入の必要性や台湾で新型コロナウイルスに感染した場合にかかる費用は自己負担になることなどを、団体観光客に対して事前に説明すべきだと明記されている。
同局によると、入国後の自主防疫期間中に家庭用検査キットを使い、陽性反応が出た場合は指定場所での療養や病院での治療が必要だという。
また旅行中は団体観光客と台湾人が同席で会食したり、宿泊部屋の同室者リストを変更したりしてはならないとしている。旅行会社に対しては、台湾の新型コロナ対策に関する規定についても出発前の時点で説明するよう求めている。