放送番組を違法配信、「安博盒子」遮断 検察がドメイン差し押さえ/台湾

2021/12/28 13:32
警察に押収されたセットトップボックス(STB)の「安博盒子」=資料写真
警察に押収されたセットトップボックス(STB)の「安博盒子」=資料写真

(台北、新北中央社)台湾新北地方検察署(地検)は国内外の放送番組を違法に配信していたセットトップボックス(STB)「安博盒子」のドメイン名差し押さえを請求し、新北地方法院(地裁)がこれを認めていたことが28日までに分かった。安博盒子の配信は27日、全面的に遮断された。

STBとは、インターネットに接続して映像コンテンツを視聴できるようにする端末機器。安博盒子を巡っては、今年の東京五輪開催中、台湾の有名人がSNSに投稿した写真に同端末が写り込んでいたのをきっかけに映像コンテンツを違法に配信するSTBの問題への関心が高まり、警察が取り締まりを行っていた。

検察は著作権法違反で安博盒子の責任者を任意で事情聴取し、映像の配信元となるドメイン名の差し押さえを新北地方裁判所に請求した。差し押さえが認められたのを受け、台湾ネットワーク情報センター(台湾網路資訊中心)が24日、安博盒子の配信を遮断する措置を実行した。

台湾のテレビ局などコンテンツ制作事業者でつくる業界団体、中華民国衛星廣播電視事業商業同業公会は27日、政府の法執行の決意に感謝するとともに、消費者などに対し、正規に放送、配信する事業者への支持を訴えた。

(沈佩瑤、蘇思云/編集:名切千絵)

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