(台北、シドニー中央社)外交部(外務省)は18日、日米豪の防衛相が会談後に発表した共同声明で、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調したことに対し、「心からの感謝」を表明した。
日米豪3カ国の防衛相会談は17日、オーストラリア北部ダーウィンで開催された。声明では中国による力や威圧による一方的な現状変更の試みへの強い反対を表明した上で、「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」とした。また、南シナ海情勢にも関心を寄せた。
同部は、3カ国が台湾海峡の平和と安定およびインド太平洋の平和を共同で守る堅固な立場を示し続けていることに感謝を示した。
その上で、台湾は引き続き、理念の近いパートナーと共に協力し、ルールに基づく国際秩序を守り、地域の平和、安定と繁栄を促進していくとした。