(台北中央社)米メディア、ポリティコは15日、蔡英文(さいえいぶん)前総統が欧州訪問後の数週間以内に米国を訪問する見通しだと伝えた。蔡氏の事務所は16日、裏付けされていない関連の引用や報道については「コメントできない」とした。
12日に台湾を出発し、チェコを訪問していた蔡氏。15日にフランス・パリに到着し、16日朝にはパリ-サクレー大学を訪れた。
ポリティコ(電子版)の15日付報道によると、蔡氏の外国訪問計画に詳しい関係者2人が同メディアのニュースレター「ナショナル・セキュリティー・デイリー」に対し、蔡氏が今後数週間以内に訪米する見通しだと明らかにしたという。
蔡氏の事務所は、各国の招きに対して今後、全体的な計画に基づいて訪問を調整するとし、適切なタイミングで対外的に説明するとした。