台湾の対日窓口機関トップに前国会議長の蘇嘉全氏

2022/05/27 20:33
台湾日本関係協会の理事・監事合同会議に臨む蘇嘉全氏(前列右から2人目)と邱義仁氏(同3人目)=同協会提供
台湾日本関係協会の理事・監事合同会議に臨む蘇嘉全氏(前列右から2人目)と邱義仁氏(同3人目)=同協会提供

(台北中央社)台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会は27日、理事・監事合同会議および会員大会を開き、邱義仁(きゅうぎじん)氏の会長辞任を承認するとともに、新会長に前立法院長(国会議長)の蘇嘉全(そかぜん)氏を選出した。同日引き継ぎ式が行われ、蘇氏は会長に就任した。

蘇氏は1956年南部・屏東県生まれ。同県県長や内政部長(内相)、農業委員会(農水相)などを経て2016年から立法院長を4年間務めた。

会長就任のあいさつでは、立法院長時代に議員団を率いて訪日したことなどを挙げ、日本を重視する姿勢を強調。その上で、台日関係のさらなる発展に向け「最大の熱意をもって交流の強化に取り組みます」と意気込みを語った。

▽日本の駐台代表、邱氏に謝意

邱氏の会長退任を受け、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)は、交流協会のフェイスブックに「ここ6年間、お疲れさまでした」などとつづり、日台間の友好関係の増進に尽力してきた邱氏に謝意を示した。

今年72歳の邱氏は2016年5月、蔡英文(さいえいぶん)政権の発足直後に台湾日本関係協会の会長に就任。在任中、日本側と19の覚書が結ばれた他、今年2月には、台湾は東京電力福島第1原発事故を受けて続けていた福島など5県産食品を対象とした禁輸措置を解除した。

(游凱翔/編集:羅友辰)

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