満天の星が見られることで有名な東部・台東県卑南郷で14日、星空コンサートが開かれる。自由に参加可能で、希望者は芝生に腰を下ろし、音楽に合わせて体を動かしながら土地と文化が織りなすユニークな雰囲気を楽しむことができるという。
同県政府が主催する同コンサート。今月7日から8月30日までの期間中、土曜日を中心に計8回行われる。雨の影響で初回は7月13日に延期されたが、大雨が14日午後にも止むと予想されたことから、県は同日のコンサートを予定通りに開催することを決めた。
会場は卑南郷に住む台湾原住民(先住民)族ルカイ族の集落、達魯瑪克(Taromak)文化広場。同県交通・観光発展処は卑南郷は豊かな先住民文化と美しい自然環境を有しており、同広場はさらにルカイ族が祭典を催す際の重要な場となっていると説明。「山と川の近くにあり、星空の観賞には最適だ」とアピールした。