台湾プロ野球、台鋼ホークスの吉田一将投手(元オイシックス)が3日、南部・高雄市の澄清湖野球場で行われた中信ブラザーズ戦で先発し、台湾プロ初勝利を手にした。試合のMVP(最優秀選手)にも初めて選出された。
吉田はこの日、五回までに3安打を許したが、いずれも得点は許さなかった。六回の途中に降板するまでに合計73球を投げ、5回2/3を5安打、5奪三振、無失点に抑えた。チームは2-1で2連勝を飾った。
試合後のMVPインタビューで吉田は、開幕直前は腰の不調で心配をかけてしまったが、今は問題はないとコメント。ここからしっかりチームやファンのために腕を振りたいと意気込んだ。