東部・花蓮県の七星潭で17日、自然の石を積み重ねてオブジェを作るロックバランシングフェスティバルが開幕する。国内外から8組のアーティストが手掛けた作品が展示され、主催者は同処が世界でも有名な石積みアートの展示エリアになれればと期待している。
イベントは同県政府と新城郷公所(役場)が共催。台湾人アーティストに加え、英国やスウェーデン人芸術家たちの作品が見られる。作品の数々は3月末から会場で作られ始め、展示は8月末まで続く。
アーティストたちによる石のアートの展示以外に、市民を対象とする石のアートコンペティションも開催される。また、新城郷の何礼台郷長によれば、開幕当日にはマルシェや音楽ステージが用意される。6月8日までの土日にはテーマが異なるマーケットの実施を予定している。
七星潭は同県の代表的な観光スポットの一つ。大小さまざまな礫が転がっており、石を利用してのアートイベントの開催に最適とされている。