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コーヒー農園に逆さづりのサルのぬいぐるみ 食害防止の妙策なるか/台湾

2024/12/04 17:45
コーヒー農園に逆さづりにされたサルのぬいぐるみ=嘉義県野鳥学会陳建樺総幹事提供
コーヒー農園に逆さづりにされたサルのぬいぐるみ=嘉義県野鳥学会陳建樺総幹事提供

南部・嘉義県の山地にあるコーヒー農園に、逆さづりにされたサルのぬいぐるみが設置されたのを、嘉義県野鳥学会の陳建樺総幹事が見つけた。同地ではサルによる農作物の食害に悩まされており、かかしの役目を果たしていると思われる。

梅山郷竜眼村でコーヒー農園や茶園を営む林季李さんによると、サルは朝と夜に出現し、えさを物色。熟した実だけでなく、熟していない実まで食べる。心を痛めているが、平和的な共存を選ぶことしかできず、サルに食べられなかった実を収穫しているという。

県農業処は、サルはコーヒーやレンブ、カキ、アボカド、マンゴーなどの果実やタケノコを食べると説明。対策は爆竹やラジオなど大きな音で追い出したり、電気柵や防護ネット、おりを設置したりすることだとし、一部は補助金が出るとして利用を呼びかけた。

(蔡智明/編集:齊藤啓介)

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