東部・花蓮とブルネイを結ぶ国際チャーター便が9日、初めて運航された。ブルネイから訪れた80人余りが2泊3日の観光を楽しむ予定。徐榛蔚(じょしんい)県長は、観光産業復活のきっかけになってほしいと期待を寄せた。
花蓮県政府観光処の張志翔処長によると、チャーター便はロイヤルブルネイ航空が運航。到着時には消防車による放水アーチや原住民(先住民)族によるダンスで歓迎した。
観光客の一人は「楽しみにしていた」とした上で「地震でタロコ(太魯閣)峡谷には行けなくなったが、いつか訪れたい」と語った。
県政府によれば、花蓮空港では12日にはタイから、27日にはベトナムからのチャーター便が到着するという。