台湾海峡の澎湖県西嶼郷で26日、自生したサボテンが生い茂る林に男性が転落して身動きが取れなくなり、通報で駆け付けた澎湖県政府消防局の職員らによって救助された。
男性は付近にある景勝地に徒歩で向かう途中、風に飛ばされた帽子を取ろうとして足を踏み外し、転落したとみられる。
騒ぎを聞いて地元の村長も長尺のかまを持って現場に駆け付け、消防隊員らと通路を作って男性を救出した。
消防局員によると、男性は手や足にすり傷を負った他、足にはとげが刺さったままになっていたためその場で手当てをしたという。
(写真:澎湖県政府消防局提供/編集:齊藤啓介)