6月末にプロ野球の阪神を退団したチェン・ウェイン(陳偉殷)投手は5日、南部・台南市で開催中のU12(12歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表チームにドリンクの差し入れを送った。
試合の勝ち負けで野球を嫌いになることなく、自身の目標達成に向け努力を続け、野球を楽しんでほしいとの気持ちが込められているという。
チェンはこの日、台湾にいなかったが、元チームメートで大親友だという吉見一起投手コーチは突然のサプライズに驚きながらも笑顔を見せ、井端弘和監督は感謝の意を表するとともに、チェンからの激励の思いを確実に選手たちに伝えるとした。
今大会で惜しくもスーパー(決勝)ラウンド進出を逃した日本。4日に始まったプレイスメント(順位決定)ラウンドでは、パナマ、南アフリカ、イタリアを破り3連勝を飾った。順位は7位。