福島県沖を震源とする強い地震が16日夜に発生したのを受け、南部・嘉義県消防局の特殊救助隊23人が出動に向け待機している。地震発生から8時間以内に待機態勢を整えたといい、いつでも日本へ出発できるとしている。
各県市が持ち回りで内政部(内務省)の国際人道支援任務を担っており、今月は同県が担当。同局の蔡建安・副局長によると、隊員たちには17日早朝、招集がかけられた。装備の準備など最短時間で完了させたという。
翁章梁県長は17日午前、視察に訪れ、国際社会の一員として、隣国が必要としているなら、台湾は必ず支援を提供するとの考えを示した。