南部・嘉義市で今月24日から来月2日まで開催される「台湾デザイン展」の期間中、阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)はかつて主力車両として活躍したシェイ式蒸気機関車などがヒノキ製客車をけん引する特別列車を運行する。
運行されるのは25日、28日、30日と来月1日。区間は嘉義-北門間。ヒノキ製客車は日本統治時代に日本の皇室専用車として製造された客車を復元したもので、台湾産ヒノキを使用している。同鉄道ではそのほかの車両も展示する予定で、転車台などの設備と合わせて間近に観察できるとアピールしている。
(写真:阿里山林業鉄路および文化資産処提供)