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北極圏で開催のウルトラマラソン 台湾人選手、617キロを約8日間で完走

2025/03/08 17:38
極寒の中、約8日間をかけて617キロを完走した陳彦博さん(本人提供)
極寒の中、約8日間をかけて617キロを完走した陳彦博さん(本人提供)

(台北中央社)カナダで開催されたウルトラマラソン大会「6633アークティックウルトラ」で、台湾から唯一のアジア人選手として出場した陳彦博さんが8日、全行程約617キロを7日間23時間19分で走破した。

同大会はコースの大半が北極圏にあり、選手は平均気温氷点下30度の極寒を、自給自足で進む。完走率はわずか3割とされる。

陳さんは渡航前、台北から南部・高雄まで雪そりを引くトレーニングを行った他、寒波が襲来した際には山地で低温に慣れるなどして、大会に備えた。

大会中は低温や長距離移動の影響で両足に水膨れができ、炎症による痛みに苦しんだが、途中棄権することなくゴールを目指した。8日には陳さんの関係者が、交流サイトに中華民国の国旗を広げた陳さんの写真を投稿して完走を報告。ファンの応援に感謝を示した。

(陳容琛/編集:齊藤啓介)

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