(ウィリアムズポート中央社)野球のリトルリーグ・ワールドシリーズ(WS)は25日(台湾時間26日)、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで世界一決定戦が行われ、台湾代表として出場した北部・桃園市の亀山小学校が米国代表に1―2で敗れ、準優勝した。台湾代表の準優勝は2009年以来、15年ぶり。
ワールドシリーズは国際組と米国組に分かれて行われ、各組の優勝チームが世界一決定戦を戦う。国際組に出場した亀山小はカナダやオーストラリア、キューバ、日本、ベネズエラを下し、世界一決定戦に駒を進めた。
亀山小は1回に1点を先制したが、6回に同点に追いつかれた。同点で迎えた8回裏、米国代表に連続安打を許して1点を追加され、逆転負けを喫した。
同小には試合後、国のために栄光を勝ち取ったとして、頼清徳(らいせいとく)総統や蕭美琴(しょうびきん)副総統から祝電が届いた。
台湾代表は同大会で1969年から1996年までに計17回、世界一に輝いている。2022年、23年はともに3位だった。