(台中中央社)台湾の新興航空会社、スターラックス(星宇)航空は31日、台中国際空港(中部・台中市)と高松やマカオ、ベトナム・ダナンを結ぶ路線の運航を開始した。同日午前、同空港で開かれた記念式典に出席した盧秀燕(ろしゅうえん)台中市長は、住民の海外渡航がより便利になるだけでなく、海外からの観光客が台湾中部を訪れ、経済や観光の支えになると期待を寄せた。
同社が台中を発着する国際線を運航するのは初めて。式典に出席した同社の張国煒董事長(会長)は、台中はスターラックス航空の第2の拠点だと述べた。同空港は台湾最大の桃園国際空港(北部・桃園市)のバックアップのための空港として発展するべきだとした上で、同社がいち早く機会を掴み、同地に根を張るとの考えを示した。
同市政府観光旅遊局は就航に合わせ、市内のホテルや観光施設、土産物店などと手を組んだキャンペーンを行っている。同社便の搭乗証明とパスポートの提示で、割引などの優待を受けられる。キャンペーンは9月末まで。