(新北中央社)北部・新北市政府が建設を計画している多目的ドーム球場の規模が、収容人数5万人を想定していることが分かった。劉和然(りゅうわぜん)副市長が、19日に放送されたラジオ番組内で明かした。侯友宜(こうゆうぎ)市長は4月中旬に複数の市議と訪日し、東京ドームやベルーナドーム(西武ドーム)を視察する予定だ。
台湾では、台北ドーム(台北市)が2023年末に国内初のドーム球場として開業した。新北市の他、中部・台中市などもドーム球場の建設を計画している。
劉氏は同番組のユーチューブチャンネルで、現段階でのドームのイメージ図を公開。高さは75メートルに達し、台北ドームを超えると説明した。
市はドームの建設地として、板橋区や土城区、三峽区、淡水区などに6カ所の有力候補地を設定している。劉氏は今年8月までに2カ所に絞り込み、来年12月までの侯市長の任期中には計画を始動させたい考えを示した。