(桃園中央社)北部・桃園市の桃園国際空港では春節(旧正月、今年は今月29日)前後の期間、空港の運営会社や免税店などが装飾や企画を行い、利用者に春節らしい雰囲気を届けている。
免税店のエバーリッチ(昇恒昌)は、第2ターミナルの出国エリアに大型の装飾を設置。今年の干支(えと)「巳」(み)にちなみ、ヘビのエネルギッシュなイメージと春節の要素を組み合わせ、伝統文化と現代の美学を融合させたという。
また同店は29日の午前9時半から同10時半まで、第1・第2ターミナルの出国エリアで獅子舞の練り歩きを行う他、30日から2月2日までは金運の神「財神爺」が不定期で出没する企画を実施するとしている。台湾デューティーフリー(采盟免税店)も29~31日までの毎日正午から午後2時まで、第2ターミナル内で財神爺が利用者にあめなどを配るイベントを行うという。
空港運営会社は、書家の朱振南さんに「平安」や「春」、「福」といった文字の揮毫(きごう)を依頼し、作品をターミナル内に展示している。