(台北中央社)台湾の郵便事業を担う中華郵政は22日、昨年11月に行われた野球の国際大会「プレミア12」で台湾が初優勝したのを記念した切手を発売した。台北市内では同日、関連式典が開かれ、卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)や台湾代表の曽豪駒監督、元ロッテの陳冠宇投手(楽天モンキーズ)ら選手4人などが出席した。
卓氏はあいさつで、決勝戦が行われた昨年11月24日、全国の国民が台湾代表のボールに全神経を集中させていたとし、プレーボールからゲームセットまで人々を感動に導いた選手らに感謝したいとコメント。記念切手は美しい歴史の証しを残すことができると話した。
デザインは4種類あり、それぞれ優勝時の選手集合写真、投手陣、キャプテンの陳傑憲外野手(統一ライオンズ)、曽監督とコーチ陣がメインにあしらわれた。額面はいずれも12台湾元(約57円)。