(台北中央社)衛生福利部(保健省)疾病管制署は17日、国内で流行しているエンテロウイルスの感染状況について、外来診療を受けた人の数は減少傾向にあるものの、流行は来年1月中~下旬まで続くとの見通しを示し、手洗いの慣行など感染予防の徹底を引き続き呼びかけた。
同署の統計によれば、11月中旬から下旬にかけて流行のピークを迎えたが、12月に入り感染者数が減少した。同署の曽淑慧(そしゅくけい)報道官は、8~14日(第50週)の外来患者数は延べ1万7508人で、前週比で21.4%減少したとしながらも、引き続き注意を呼びかけた。
同署の関係者によると、直近4週間の検査結果では、感染が最も多かったのはコクサッキーA16型で、次いでコクサッキーA6型が多かったという。