(台北中央社)日本と諸外国との友好親善関係の増進に貢献し、特に顕著な功績があった個人や団体を表彰する外務大臣表彰の対象者が9日までに発表され、台湾からはバシー海峡戦没者慰霊祭実行委員会(台北市)など4団体が選ばれた。
バシー海峡戦没者慰霊祭実行委員会は第2次世界大戦中にバシー海峡で戦死した人々の慰霊祭を2015年から実施。同慰霊祭を共催する潮音寺管理委員会(南部・屏東県)も表彰された。
他に台湾の団体で受賞したのは、主に高齢者を対象に日本語と台湾語で文化活動を行う「玉蘭荘」の運営団体、社団法人台北市松年福祉会(台北市)と、1972年から日本語人材の育成や台湾における日本語教育の向上に取り組む東呉大学日本語文学科(台北市)。
この他、日台の青少年交流促進に関する活動に30年以上取り組む日華青少年交流協会(東京都)や、台湾の政治に詳しく日本における台湾研究に寄与した東京外国語大学の小笠原欣幸名誉教授も選出された。
(編集:田中宏樹)