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総統選/開票作業の不正指摘する動画拡散 中央選挙委トップ「100%自信ある」/台湾

2024/01/15 17:17
中央選挙委員会の李進勇主任委員=資料写真
中央選挙委員会の李進勇主任委員=資料写真

(台北中央社)13日に実施された総統・立法委員(国会議員)選の開票作業を巡り、インターネット上では一部投開票所での不正を指摘する動画が複数拡散されている。中央選挙委員会の李進勇(りしんゆう)主任委員(閣僚)は15日、全国24万人以上の選挙スタッフが法にのっとって作業を進めたことに「100%の絶対の自信がある」とし、候補者陣営が結果を受け入れられないのであれば、訴訟を起こすよう呼びかけた。

台湾の選挙の開票作業では投票用紙を一枚ずつ観衆席に広げて見せ、得票者の読み上げを行い、正の字で票を集計していく方式が用いられている。インターネット上に出回っている動画では、投票箱の底に仕切りで票が隠されていた疑いや読み上げられた候補者とは別の候補者に票が加えられた疑い、決められた手順に従わずに集計が行われた疑いなどが指摘されている。

動画について中央選挙委は14日、拡散されている多くの動画は一部の場面を切り取ったに過ぎず、開票作業に濡れ衣を着せ、対立感情をあおるのが狙いだと指摘。信じたり、拡散したりしないよう呼びかけた。

不正疑惑を受けて15日に記者会見を開いた李氏は、少数の人が偽情報を拡散したことは非常に遺憾だとし、台湾の民主主義の価値観や選挙管理機関の公正、全ての選挙スタッフの潔白を守ると明言。たとえ1人であっても選挙スタッフが不正を働いていたことが裁判所で認定されれば、即座に辞任すると宣言した。

非営利組織の台湾ファクトチェックセンター(台湾事実査核中心)は15日までに、投票箱に票が隠されていた疑惑や別の候補者に票を加えていた疑いを指摘する動画について、いずれも「誤り」とする調査結果を発表している。

(陳俊華/編集:名切千絵)

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