(台北中央社)13日に投開票される総統選を巡り、最大野党・国民党総統候補の侯友宜(こうゆうぎ)新北市長は4日、第2野党・民衆党と昨年に行った野党候補一本化交渉の際、連立内閣の組織を約束していたとし、連立政権は必然だとの認識を示した。
連立内閣については、侯氏とペアを組む副総統候補、趙少康(ちょうしょうこう)氏が3日、インターネット番組に出演した際、当選した場合は民衆党の総統候補、柯文哲(かぶんてつ)前台北市長や無所属での立候補を表明していながら届け出締め切り直前に出馬を取りやめた鴻海(ホンハイ)創業者の郭台銘(かくたいめい)氏らを誘い、行政院長(首相)を含む内閣人事を協議できるとの考えを示していた。
侯氏は必ず才能のある人を起用し、クリーンで効率的な政府を人々に提供すると強調。民主主義には抑制と均衡、政権交代が必要だと訴えた。