(台北中央社)最大野党・国民党の朱立倫(しゅりつりん)党主席(党首)は28日、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所代表(大使に相当)に先月着任した片山和之氏と党本部で会談した。台湾と日本の間には非常に厚い友情があると述べ、特に新型コロナウイルス流行下で日本政府が台湾にワクチンを供与したことに感謝を表明した。
党が29日、報道資料で明らかにした。両氏は台日関係や来月13日に控える総統選などについて意見を交わしたという。
朱氏は、台日双方が協力を続け、連携を強化しさえすれば、必ずやウィンウィン(相互利益)の関係が築けるだろうと言及。台湾と日本の観光往来が早期にコロナ前の水準に回復し、人々の往来がさらに密接になるよう期待を寄せた。