雨天が続いている南部・高雄市では道路の中央分離帯に「オオシロカラカサタケ」が生えた。多くの人が車道を横切って撮影に訪れ、安全上の問題があったことから、5日未明、警察官によって摘み取られた。
高雄市警察局鳳山分局によれば、パトロールをしていた警察官が5日午前1時30分ごろ、人だかりができているのを発見。交通の妨げになっていたため、人々に対して直ちに離れるよう指示した。交通秩序や歩行者の安全に影響があるため、摘み取る必要性があると判断したという。
短文投稿サイトのスレッズでは「キノコが夜のうちに摘み取られてしまった」と嘆く声も見られた。
オオシロカラカサタケは毒キノコ。5日に電話取材に応じた台中栄民総医院毒物医学部主任の毛彦喬医師は「野生のキノコは食べないで」と呼びかけた。