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総統府、新年のお年玉をお披露目 頼清徳総統ら手描きのイラストあしらう/台湾

2024/12/30 18:17
お披露目されたお年玉袋(左)とお年玉の台紙(右)=総統府提供
お披露目されたお年玉袋(左)とお年玉の台紙(右)=総統府提供

総統府は30日、2025年の正月飾り(春連)やお年玉袋(紅包袋)、お年玉(福袋)の台紙、年賀状のデザインを発表した。総統府が新年にこれらを配布するのは恒例となっており、今回のお年玉袋などには頼清徳(らいせいとく)総統が描いた犬のイラストと、蕭美琴(しょうびきん)副総統が描いた猫のイラストが使われた。

デザインを担当した李明道(Akibo)さんは、頼総統が“犬派”、蕭副総統が“猫派”であることから二人にイラストを依頼したと明かし、台湾が動物に優しく、幸福で自由な国であることも象徴していると説明。お年玉の台紙や正月飾りには、台湾在来種の植物をあしらったと話した。

正月飾りの賀詞は、文学家の白聆(本名=曽吉郎)さんが「六順和春」と決め、書家の陳吉山さんが揮毫(きごう)した。総統府の潘孟安(はんもうあん)秘書長によれば、「物事が順調に進み、繁栄の光景が広がるように」という意味で、台湾語の発音をかけた言葉遊びにもなっているという。

お披露目された正月飾り=中央社記者鄭傑文撮影
お披露目された正月飾り=中央社記者鄭傑文撮影

正月飾りとお年玉袋は来年1月1日から24日まで、台北市の総統府で一般開放の時間に配布する。開放時間は平日の午前9時から正午まで(最終入場は11時半まで)で、1日のみ午後5時まで延長する。各地の行政院聯合服務中心(サービスセンター)でも配布される。お年玉は台紙に1台湾元(約4.8円)を貼り付けたもので、旧正月(春節、来年は1月29日)期間に、総統や副総統が各地の寺廟で配る。配布場所は後日、総統府のウェブサイトで発表される。

お年玉の台紙には1元硬貨が貼り付けられている=中央社記者鄭傑文撮影
お年玉の台紙には1元硬貨が貼り付けられている=中央社記者鄭傑文撮影
年賀状にも頼総統らが描いたイラストがあしらわれている=中央社記者鄭傑文撮影
年賀状にも頼総統らが描いたイラストがあしらわれている=中央社記者鄭傑文撮影

(葉素萍/編集:田中宏樹)

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