25日はペンギンの保護や環境問題について考える「世界ペンギンの日」。南部屏東県の国立海洋生物博物館は館内で去年生まれたマカロニペンギンの赤ちゃんの成長プロセスを公開し地球温暖化で生存が危ぶまれるペンギンへの関心を喚起しようとした。
同館が同日に発表した報道資料によれば、館内ではマカロニペンギンに加え、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギン、アデリーペンギンの計4種のペンギンを飼育しており、昨年末ごろに生まれたペンギンの赤ちゃんはすでに元気に大きくなっている。
4種の中で最も数が少ないのはマカロニペンギンで昨年は8年ぶりに赤ちゃんが誕生した。同館はマカロニペンギンの赤ちゃんについて、現在、羽が抜け替わる段階にあり、これから頭の上にはマカロニペンギンの特徴である金色の冠羽が伸びてくると紹介した。
ペンギンの世界に対する理解を深めてもらおうと、同館は毎年2月から6月末までの期間中、ペンギンの飼育を体験したり関連の知識を紹介したりするイベントを実施している。