台湾海峡の離島・澎湖で冬の味覚、ヨコシマサワラが豊漁だ。旧正月(今年は10日)を過ぎて価格が下がり、馬公第3漁港の魚市場では17日、重さ10キロ以上の個体が1キロ当たり460台湾元(約2200円)で取引され、多くの買い物客でにぎわった。
澎湖区漁会(漁協)によると、同漁港で前日から水揚げされ、競りにかけられたヨコシマサワラの総重量は1万トン近くになるという。
ヨコシマサワラは冬至(昨年は12月22日)から旧正月後に初めての満月となる元宵節(今年は24日)までの時期に大ぶりになり、最もおいしくなるとされている。
(編集:齊藤啓介)