国内旅行が人気　離島・小琉球では予約率9割＝来月の3連休／台湾

台湾では来月10日の中秋節から3連休となっている。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていることから国内旅行が人気で、南部・屏東県の離島、小琉球では宿泊施設の予約率が約9割に上っている。

3連休は夏休みの終わりからわずか1週間しか離れていないが、屏東県琉球郷観光協会の許博翰理事長は、一部の人々は「休みがあれば出掛ける」とし、夏休みと時期が近いことは関係ないと語った。

小琉球でマリンレジャーを営む業者は、今年の夏休みから客が多くなり、過去2年間の誰もいない悲惨な状況と決別できたとし、3連休についてもすでに多くの予約の電話が掛かってきていると喜んだ。

また屏東県民宿協会の林淑敏理事長は、リゾート地として知られる県南部の墾丁地区についても、予約状況はどこも悪くないだろうとの見方を示した。