(台北中央社)日本の西島秀俊と台湾のグイ・ルンメイ(桂綸鎂)が共演する台日合作映画「Dear Stranger」が今秋以降、世界で公開される。ルンメイは「圧倒的にプロフェッショナルでジェントルマンな西島さんとご一緒できたことは本当に光栄」とコメントを寄せた。
同作には台湾の通信大手、ファー・イーストーン・テレコミュニケーションズ(遠伝電信)が一部出資した。同社は昨年公開の台日合作映画「青春18×2 君へと続く道」にも出資している。
同社によれば、「Dear~」は米ニューヨークで全編撮影された。日本人男性と中華系米国人の妻の穏やかに見える移民生活が、幼い息子の失踪により一転する—との物語が描かれる。ルンメイは西島の妻を演じる。監督は真利子哲也。
ルンメイが日本人監督の作品に出演するのは初めて。
今秋に日本で公開され、続いて世界各地で順次公開予定。