(台北中央社)中央気象署(気象庁)の統計によれば、台湾東部海域で発生した地震から5日経った8日午前8時3分までに739回の余震を観測した。このうち地震の規模を示すマグニチュード(M)が6以上だった地震は2回あった。余震の数は日を追うごとに少なくなっている。
同署の発表によれば、3日午前7時58分に東部海域で発生した地震はM7.2、震源の深さは15.5キロ。東部・花蓮県で震度6強を観測した他、台湾全土で揺れた。台湾で起きた地震としては1999年9月21日の台湾大地震のM7.3に次ぐ大きさだった。
発生1日目(4日午前7時57分まで)の余震の数は314回、2日目(5日午前8時5分まで)は167回、3日目(6日午前8時2分まで)は111回、4日目(7日午前8時12分まで)は89回、5日目(8日午前8時3分まで)は58回だった。
M6以上の余震が起きたのは3日午前8時11分と同午前10時14分でそれぞれM6.5とM6.2だった。M5以上6未満は25回、M4以上5未満は222回、M3以上4未満は490回発生した。