1872年に花こう岩を使って建設された中国・福建省に近い離島の連江県(馬祖)・東莒島にある東犬灯台で行われていた修繕工事が終わり、一部が一般に公開された。交通部(交通省)航港局が12日に発表した。灯台の美しさを楽しみ、歴史を理解してほしいとしている。
同灯台は2008年12月に国定古跡に登録された。長年風雨にさらされ、鉄材や付属建物の劣化が見られたため、昨年10月から修繕工事が行われていた。
航港局は展示室も見学できると紹介している。
(黄巧雯/編集:齊藤啓介)