(台北中央社)日米首脳会談が米東部時間21日、米デラウェア州で行われ、岸田文雄首相とバイデン米大統領は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。外交部(外務省)はこれを受け台湾時間22日、報道資料を発表し「心からの感謝と歓迎」を示した。
同部はまた、同日行われた日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」首脳会合で各国首脳は地域の平和や安定を守ることは世界の安全や繁栄に欠かすことができず、武力や脅迫で安定を破壊したり現状を一方的に変えたりするいかなる行為にも強く反対すると強調したことに言及した。
台湾海峡や地域の平和や安定への重視を改めて示したこれらの国々に感謝するとした上で、台湾はインド太平洋地域の責任あるメンバーとして今後も理念が近いパートナーと協力し、台湾海峡や地域の平和や安定、繁栄を守り続けるとした。