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日米など8カ国の窓口機関 台湾のWHO総会オブザーバー参加支持表明

2024/05/24 18:59
WHOのロゴ(ロイター提供)
WHOのロゴ(ロイター提供)

(台北中央社)日本台湾交流協会や米国在台協会(AIT)など8カ国の対台湾窓口機関は24日、共同で報道資料を発表し、台湾の世界保健機関(WHO)の活動への意義ある参加と27日にスイス・ジュネーブで開幕するWHO総会(WHA)へのオブザーバー参加を支持すると表明した。

支持を表明したのは日米の対台湾窓口機関の他、オーストラリア弁事処、英国在台弁事処、カナダ駐台北貿易弁事処、チェコ経済文化弁事処、ドイツ在台協会、リトアニア貿易代表処。

報道資料では、台湾をオブザーバーとして招待することについて「WHOの国際保健協力における包括的な『万人のための健康』アプローチへのコミットメントを最もよく体現するものである」と強調。「台湾の公衆衛生に関する専門知識、民主的な統治、高度な技術等、台湾の独特な能力と手法は、WHAの審議に重要な価値をもたらす」とした。

また新型コロナウイルスの流行に触れた上で「全世界の安全を守るためには世界的な協力が必要」とし「台湾によるWHOのフォーラムや技術会合への意義ある参加は、台湾や世界の人々に利益をもたらす」と訴えた。

台湾は2009年から16年までオブザーバーとしてWHO総会に参加していたが、17年以降中国の圧力により招待されていない。

(編集:齊藤啓介)

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