南部・台南市で18日、屋台を営む男性が倉庫で保管していた50台湾元(約240円)硬貨約6200枚(約150万円)が盗まれた。総重量は約60キロあったとみられる。警察が窃盗事件として捜査している。
警察によると、男性は貯蓄のため、客から50元硬貨を受け取るたびに、袋や瓶などに入れ、倉庫内に分けて保管していた。一定額がたまってから銀行に預け入れるつもりだったが、約半年間そのままになっていた。50元硬貨の他、紙幣で保管していた現金約10万元(約48万円)と金のネックレス1本も盗まれた。
警察は倉庫内が荒らされた形跡はなく、被害男性の行動や習慣に詳しい人物による犯行だとみている。