(台北中央社)バスケットボールの男子アジア・カップ(アジア杯)は13日(台湾時間14日)、サウジアラビアのジッダで準々決勝が行われ、台湾はイランに75-78で敗れ4強入りを逃した。
11日にヨルダンとの決勝トーナメント1回戦を制し、12年ぶりに8強入りを決めた台湾。13日の試合では第1クオーターを24-11で終え、第2クオーターでさらにリードを広げ42-26とした。
第3クオーター終了時に2桁のリードを保つも、第4クオーター最終盤に逆転を許した。チーム最多の22得点を挙げた林庭謙が最後の3点シュートを外し惜敗した。
試合後、チーム全員が落ち込み、11得点のアダム・ヒントンは悔し涙を流した。台湾人の母、米国人の父を持つヒントンはヨルダン戦で18得点をマークし8強入りに貢献した。
ジャンルカ・トゥッチ監督(イタリア籍)は、「われわれは3点シュートやフリースローの成功率が相手より高かったが試合に負けた。バスケットボールはそういうもんだ」とコメントした。台湾はこの日、アシスト数が9にとどまり、リバウンド数も29とイランの42を大きく下回った。
台湾がバスケットボールの男子アジア・カップで4強に入るのは、2013年のマニラ大会が最後。